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白血病と闘った母と、その家族+わんこの日記です。わたくしの愚痴ブログになりつつあります(^_^;)
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感想文
2008年08月04日 (月) | 編集 |
こんばんは。今日は本のご紹介です。


ある本を、ずっと読もうと思っていて、でも読めませんでした。
最近やっと気持ちの整理がついたので、読み始めたら一気に読み終えました。


これは、当ブログにコメントをしていただいたこともあり
私も度々ブログにお邪魔している方が書いた本です。


俺、マジダメかもしれない…―「急性リンパ性白血病」で逝った最愛の息子へ俺、マジダメかもしれない…―「急性リンパ性白血病」で逝った最愛の息子へ
(2008/03)
高野 由美子

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著者であるトシママさんのブログ
http://toshii07.blog98.fc2.com/



この本を読ませていただいて、率直に感想を書こうと思います。
母の闘病のことや私の想いも併せて書かせていただいたので、
読むと辛い思いをする方もいるかもしれません。ご了承ください。


この本が出版されるまで、いろいろなご苦労があったことを
ブログを通して知っていました。
でも、母のことで自分自身思うことがあり、
本が完成しても読むことができませんでした。


母を亡くして1年以上経ち、仕事を始めて
以前の生活に少しずつ戻ってきた今、読もうと思いました。


読みながら、何度も母の辛い闘病時の思い出が甦り、
また著者であるトシママさんの、見守る家族の想いと重なる部分が多くて
何度も涙が出てしまいました。


白血病の恐ろしさは、ドラマやテレビでは映せない
壮絶なものだということがよく分かります。
骨髄移植のドナー適合者を見つける難しさがイメージとして強いかもしれませんが
この本を読むと、治療中に色々な合併症を起こす危険性と
常に闘わなければいけない、という過酷さが伝わります。


白血病=癌というと未だに驚かれます。
実際にどういう前処置をして、移植をした後にどれほど大変なことが
あるのか、まだまだ情報は伝わっていない気がします。
移植をすればなんとかなる。というわけでもなくて、
その後いろいろなリスクを背負わなければいけない。
それでも前に進もうと皆さん努力されています。
合併症は人それぞれに違うもので、
私がブログを通して知り合った方々も本当にいろいろなことを
乗り越えていらっしゃいました。


母が亡くなる3ヶ月間、移植が上手くいって自宅療養になってすぐに
合併症との闘いでした。
本当にキツかったです。移植をするまでと終えて落ち着くまでは
希望に向かってひたすら前を向いていけました。
でも、合併症との先の見えない闘いは本当に過酷でした。
今でも、水を1口でさえ飲めなかった母の辛そうな顔が頭から離れません。
まだ、思い出すのは母の辛そうな顔です。
それだけあの3ヶ月間は長く厳しいものでした。
トシさんと比べて・・・と、思いましたが
病気は比べるものじゃないと改めて思いました。
人それぞれに辛いものは辛いですよね。
人の人生、喜び、辛さは比べられません。
かけがえのない1つの人生ですから。
そう思うと、自分だけが辛いんだという卑屈な考え方も変わりました。


この本には、本当に読んでいて苦しくなるくらい辛い闘病記が
正直に、忠実に書かれていました。
トシママさんの愛息子であるトシさんの闘病は、想像を絶するもので、
10代の体と精神で本当によく耐えて頑張っていたんだと感動します。
見守るトシママさんやご家族も本当にお強いと思いました。
母は強し、です。
トシさんはお若いのに、一生懸命に生きて闘われました。
そして、素敵な仲間やご家族が周りにいて、自慢の息子さんです。
仲間からの励ましのお手紙を見ていて、本当に皆から愛されて
いたんだなということが分かりました。
白血病を知らない方だけではなく、今恐ろしい事件が多い中で
生きることはこんなに大変で尊いものだということを
是非知っていただきたいです。
トシさんが10代だからこそ、若い世代の方に共感して頂けると思います。
身近にいる、人気者の少年が突然病気と闘うことになったという
リアルさが伝わってきます。


あと、私が本を読ませていただいて、個人的にズキっときたことが
あります。トシママさんがトシさんに「絶対に治るからね」と励ましの
言葉をかけられているのを読んで、私はなんで母にそう言って
あげられなかったのかと自問しました。


発症直後の告知でいきなり生存率は10%ですと
言われた時から、私はどうしようもなく不安になってしまって、
どうしても遠い未来のことは考えられませんでした。
徐々に覚悟を決めていたのかもしれません。
誤解を招くかもしれませんが、母が治らないと諦めていたわけでは
ありません。ただ、いつも悪い方を考えてしまう私は
もし、もしも母が突然明日にでも居なくなってしまったら・・・
それが恐くて仕方ありませんでした。


遠い未来より、明日は今日より良くなっていますようにと
祈ってばかりでした。毎日気を張っていて、でも励ましの言葉が見つからなくて、
「絶対治るからね」と言っていたら、母はもっと気持ちを強く持てたのでしょうか。
いまだにこうしてあげればよかったと後悔することばかりです。
見守ることしか出来ない無力さは、本を読んでいて、トシママさんと
すごく共感しました。


母は結果として10ヶ月の闘病期間でしたが、
一生懸命私達に前向きな姿を見せ続けてくれました。
決して弱音を吐かず、良くなるために出来る最大限のことを
母はしていました。私の方が何度も勇気づけられました。
母の娘で良かったと思えました。
だから、今、私は前を向いて生きていられます。
自分勝手な考え方かもしれませんが。。。


長くなってしまいましたが、こうやってブログを通して
知り合った方の本が出版されたことは
すごい運命的なことだと思いました。
皆さんも、是非このブログを通して、こちらの本を読んで
いただけると幸いです。


この1・2年、白血病という病気と向き合って、
いろいろなことを学び経験しました。
私も、これから母に「情けない~」と言われないよう
頑張ってみようと思います。


もうすぐお盆です。
また不定期に、日常のことをアップするかもしれません。
このブログを閉めてしまうのは寂しいので、
もうしばらくお付き合いください。

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テーマ:白血病
ジャンル:心と身体
コメント
この記事へのコメント
お返事遅くなってすみません
★ぽんぽんさん、ありがとうございます。


励ましのお言葉、ありがとうございます。
母を失った喪失感は、ふとしたときに
こみあげてきます。
でも同じように頑張っている人がいると
思うと勇気づけられますよね。
私も、不定期ながらブログを書いて
いければなと思っています。。。


★あんこママさん、ありがとうございます。


お久しぶりです!
大変な状況というと・・・
私もインターネットを通じていろいろと
学び励まされ自分自身救われました。
参考になれれば幸いです。
あんこママさんご自身もあまり無理をせず
体調に気をつけて下さいね。


★トシママさん、ありがとうございます。


わたしはトシママさんのような強さは
持ち合わせていませんが、
私が思ったことが伝わってよかったです。
白血病がもっと世間にちゃんと伝わると
いいですね。トシママさんは本を通して
貢献されていると思います。


★piroさん、ありがとうございます。


わたしも、母が入院した当初に
「あんたが結婚してなくて良かった」と
言われました。一番近くで見守れたことは
今でも良かったと思ってます。
きっと母も後悔しないでと言ってると
思いますが、まだ自分の気持ちに整理が
完全についてないんだと思います。
当分かかるとは思いますが、後悔したり
いろいろ考えたり、母を亡くした後の
この1年は無駄じゃなかったと思えてます。
みんないろいろな形で乗り越えていくんですよね。。。
2008/08/26(Tue) 23:50 | URL  | 黒コギ #StTObYlw[ 編集]
黒コギさん、気持ちの整理がついたとのことで少し安心しました。
トッシーさんのブログ、私も読み逃げさせてもらっていました。ご家族のあふれんばかりの愛情に私はここまで出来ているだろうか、とよく自問自答したものです。
絶対治るからね・・私も言えませんでした。
私も母が自分の目の前からいなくなるのが怖くて、毎日安否確認のように朝晩病院に通い、昼は電話で調子を聞いてました。何が出来ただろう?そう考えた時、毎日顔を見せて声を聞かせることが出来たじゃないか、って思うようにしています。もし私が子持ちだったりしたらそうそう毎日思い通りには病院に行ってあげられなかったと思うし、自分が身軽な立場で精一杯母と向き合えたことは不幸中の幸いだと思っています。そう思えば後悔なんて無い、唯一挙げるなら病気になってしまったことだけです。このことは最期に立ち会ってくれた師長さんにも伝えました。
黒コギさんの頑張りはブログを通して十分見てきましたよ!だから後悔はしないで欲しいな、と私は思います。
2008/08/06(Wed) 10:33 | URL  | piro #-[ 編集]
おはようございます
ブログへのコメントありがとうございました。

本も読んでくれてありがとう。

私が本を通じて伝えたかったことが、全て黒コギさんに伝わっていることがとても嬉しかったです。

テレビの話は、あまりにもきれいすぎる…
こんなに過酷で辛い…
きっとあまり人は知らないと思います。

あえて、敏行の元気だった時の顔と白血病に痛めつけられて変わりにかわってしまった顔を載せました。

生きたくても生きられなかった無念さ、命ははかり知れないものだということをわかってもらえたら嬉しいです。

こんなすばらしい感想が聞けるとは思いませんでした。

「本を読んで頂いたコメント」
http://toshii07.blog98.fc2.com/blog-category-17.html

に抜粋してアップさせていただきたいと思います。
不都合があったら教えてください。

敏行の死を絶対無駄にはしません!
黒コギさんもブログは閉じないで一緒に伝えていきましょう。

これからもよろしくお願いします。

本当にありがとうございました。
2008/08/06(Wed) 09:25 | URL  | トシママ #H5LXA74s[ 編集]
ご無沙汰です。
暑い毎日ですね、いかがおすごしですか?
気持ちも落ち着かれ、お仕事も始められたようで、元気になったかな♪とブログを読ませていただいてます。
黒コギさんが大変な思いをされていたように、今私もちょっと同じような状況に。。
でもこうして、いろんな方の体験など、ネットを通じ読ませてもらえるということ。
励みにもなるし、自分に喝も入ります!
せっかく始めたブログ…
きっとどこか黒コギさんのブログを力にしてる人がいると思います。
無理にない程度に、ボチボチっと続けてもらえたらなぁ~。
2008/08/06(Wed) 07:13 | URL  | あんこママ #zymMP2hM[ 編集]
黒コギさん、暑いですね。お元気ですかv-7
読まれたご本の感想とか
日常のことなど
不定期でももちろんいいですので
ブログを是非続けてほしいって
思っています。
母を失っていま感じる事は
悲しいということよりも
大きな大きな喪失感。
でも心の中でいつでも
会えるんですよね。

お仕事頑張ってくださいね。
応援していますv-254





2008/08/05(Tue) 16:42 | URL  | ぽんぽん #-[ 編集]
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